あわじ結びの意味と正しいマナー|慶事・仏事のご祝儀袋の落とし穴

あわじ結びの意味と正しいマナー|慶事・仏事のご祝儀袋の落とし穴

あわじ結びの意味と正しいマナー|慶事・仏事のご祝儀袋の落とし穴にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

あわじ結びの語源は、兵庫県淡路島の名産品である「アワビ(鮑)」に由来するという説が有力だ。アワビの貝殻の切り口や輪郭に結び目の輪が似ていることから、その名がついたとされる。古来よりアワビは長寿や繁栄の象徴であり、めでたい席の進物として珍重されてきた。両端を引っ張れば引っ張るほど結び目が強く締まる独特の構造は、まさに「解けない絆」や「末永い付き合い」を直観的に表現している。

この特性ゆえに、人生の節目である結納や挙式の場で重宝されてきた。一度結んだら簡単には解けないため、「二度と解けては困る一回限りの祝い事」にふさわしい。興味深いのは、この結びが慶事だけでなく仏事にも適用される点だ。「不幸が二度と解けないように」「二度と繰り返さないように」との祈りを込める意味で、悲しみの場でも重用される。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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