トレンドが目まぐるしく移り変わる一方で、何十年も変わらぬ人気を保ち続けるレジェンドたちがいる。その筆頭が、昭和39年の新幹線開業とともに誕生した「チキン弁当」だ。素朴なトマト風味のチキンライスとジューシーな唐揚げの組み合わせは、世代を超えて日本人のノスタルジーを刺激し続ける。
さらに、横浜名物でありながら東京駅でも不動の地位を築いているのが「崎陽軒」のシウマイ弁当だ。冷めてもモチモチとした俵型ご飯の炊き加減、豚肉と干帆立貝柱のコクが詰まったシウマイ、そして名脇役の筍煮。計算され尽くした具材のバランスは、一口食べるごとに長年愛されてきた理由を雄弁に物語る。