関西の女子教育を牽引してきた伝統校の存在感は、今なお別格の光を放つ。その筆頭が大阪女学院中学校・高等学校だ。深いネイビーを基調とした端正なスタイルは、過度な装飾を削ぎ落としたからこそ際立つ凛とした気品がある。「あの制服を着てミッションスクールの坂道を登りたい」と願う受験生が後を絶たないのも頷ける。
対極のクラシック美を提示するのが樟蔭中学校・高等学校である。100年を超える歴史の中で愛され続けてきた丸襟のセーラー服は、全国の制服ファンからも文化財級の敬意を払われるアイコニックな存在だ。深みのある濃紺と純白のラインのコントラストは、一度見たら忘れられない。流行に迎合せず、守り抜くことで時代を超越する――その強固なブランド力こそ、樟蔭が放つ不変の引力といえる。