大阪ローカルのヒットに留まらず、東京・五反田のガード下や、ファッションとカルチャーの発信地である心斎橋PARCO地下へと店舗網を広げたことは、ブランドの地位を決定づけた。特に五反田店は、オフィス街と歓楽街が交錯するディープな街の空気感と見事に同調し、感度の高いクリエイターやビジネスパーソンのサードプレイスとして定着している。
商業施設への出店においても、本店が持つ雑多で生々しいエネルギーを一切薄めなかった。商業ビル特有の清潔感に甘んじることなく、独自のカルチャーとインディペンデントな匂いを持ち込み続けたことが、従来の飲食チェーンとは一線を画す成功要因となっている。