彬子女王が公の場で倒れられたのは、2013年12月6日の午前のことでした。米国・ハワイでの国際学会および調査研究を終え、羽田空港国際線ターミナルへ到着された直後、旅客機から降りて歩行中に足元のふらつきを覚え、その場に倒れ込まれました。
同行していた宮内庁職員や空港関係者が即座に介抱にあたり、空港内の応急手当を経て都内の大学病院(東京大学医学部附属病院)へと救急搬送される事態となりました。皇族方が空港という公共空間で倒れられるのは極めて異例であり、現場を目撃した人々や速報ニュースを目にした国民の間には大きな動揺と心配が広がりました。
事態を受けて宮内庁は速やかに記者会見および公式発表を行い、意識は搬送時すでにはっきりしており、命に別条はないことを説明しました。しかし、長時間のフライト直後という環境要因に加え、突発的な体調悪化であったことから、慎重を期してそのまま検査入院の手続きが取られることとなりました。