長らく続いた超低金利時代が幕を閉じ、日本の国債利回りは上昇基調を維持しています。この変化は、個人年金保険の設計図を塗り替えました。保険会社が契約者に約束する運用利回りである「予定利率」が引き上げられ、一時期は市場から姿を消しかけていた円建ての貯蓄型保険が息を吹き返しています。
しかし、手放しで喜ぶのは禁物です。金利が上がったということは、同時に物価も上がっていることを意味します。額面上の受取額が増えたとしても、マクドナルドのハンバーガーや電気代がそれ以上に値上がりしていれば、実質的な購買力は低下します。2026年の商品選びは、「インフレに勝てるか」という視点がかつてないほど重要になっているのです。