Z世代が熱狂するコダックカメラのエモい魅力と意外なブームの裏側

Z世代が熱狂するコダックカメラのエモい魅力と意外なブームの裏側

Z世代が熱狂するコダックカメラのエモい魅力と意外なブームの裏側を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

コダックの歴史は、そのまま写真と映画の歴史そのものと言っても過言ではない。アメリカのメガブランドであるイーストマン・コダック社は、19世紀末に創業者ジョージ・イーストマンが「あなたはボタンを押すだけ、あとは私たちがやります」という画期的なキャッチコピーとともに世界初のロールフィルムカメラを市場に投入したことから始まった。写真を特権階級のものから大衆のものへと開放したパイオニア精神は、現代のプロダクトにも脈々と受け継がれている。

その映像美へのこだわりは、最新のアナログ復権劇にも深く関わっている。デジタル撮影が全盛の映画界において、巨匠クリストファー・ノーラン監督は一貫してコダックのフィルム撮影にこだわり続けている。第96回アカデミー賞で作品賞を含む数々の賞を総なめにした映画『オッペンハイマー』でも、コダックが特別に開発したIMAX用70mm白黒フィルムが劇的な映像体験を生み出し、世界中を驚嘆させた。ハリウッドのトップクリエイターから街角の若者まで、世代とジャンルを超えて人々を魅了し続ける表現力がコダックの根底には流れている。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。