ローコードのDm7を習得した後に目指したいのが、5フレットを基点とするバレーコード(ハイコード)フォームのマスターです。エレキギターでのカッティングや、ネオソウル、ボサノヴァなどのジャンルでは、ローコードよりも5フレット周辺のハイコードが主役となります。
このフォームは、5弦ルートの「Am7」の形状をそのまま5フレットまで平行移動(トランスポーズ)させたものです。5弦5フレットがルート音(レ)となり、人差し指で5弦から1弦までをセーハ(バレー)します。
セーハを無理なく鳴らすためのコツは以下の3点です。
- 親指の位置をネック裏の中央に下げる:ネックを上から握り込むクラシックスタイルではなく、ネック裏の中心よりやや下に親指の腹を置くことで、指全体の開きがスムーズになります。
- 人差し指をフレットの真横ギリギリに置く:フレットから離れた位置を押さえると余計な握力が必要になります。金属のフレット棒のすぐ左側に人差し指を沿わせます。
- 腕の重みを利用する:指の力だけで挟み込もうとせず、右肘を軽く手前に引いてボディを支え、左腕全体の重みを指板にかける感覚を掴むと、手の疲労が激減します。