下鴨神社の深奥へ!国宝本殿に潜む神話の謎と特別拝観スクープ

下鴨神社の深奥へ!国宝本殿に潜む神話の謎と特別拝観スクープ

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下鴨神社の核心部であり、国宝に指定されている本殿は東西の二棟からなる。向かって右の東殿に祀られているのが玉依姫命であり、左の西殿に祀られているのがその父である賀茂建角身命だ。賀茂建角身命は神武東征の折、八咫烏となって軍を導いた導きの神として知られ、玉依姫命は瀬見の小川(鴨川)から流れてきた丹塗の矢を拾い、賀茂別雷命を産んだという神話を持つ。

全国約八万の神社を統括する神社本庁の記録や神道史においても、この親子の神籬が持つ祭祀的意義は極めて重い。二棟並び立つ流造(ながれづくり)の優美な社殿は、幾度もの式年遷宮を経て寸分違わず受け継がれてきた建築美の極致。屋根の反り、檜皮葺の重厚さ、そして木鼻の細部に至るまで、神々の物語を物質として具現化したような凄みが漂っている。

中島 亮太
著者

中島 亮太

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