落下させた記憶が一切ないのに、突如として直線的な焼き付きが現れるパターンがある。その主犯格がイベント会場やライブハウスの演出用レーザーだ。カメラのレンズは集光鏡の役割を果たすため、強いレーザー光が一瞬でも入り込むと、微細なセンサー素子が一瞬で物理的に焼き切れる。
このレーザー照射故障は、ガラスの割れを伴わないため外観からは判断がつかない。しかし内部では不可逆なハードウェア障害が起きており、どれだけソフトウェア側を初期化しても回復することはない。近年のナイトプールや音楽フェスブームに伴い、無自覚のまま受光部を焼損させてしまうユーザーが急増している現実がある。