ネット上の写真やショート動画で見せる愛くるしい姿の裏で、実際のオーナーが最も衝撃を受けるのが「運動要求量」と「被毛メンテナンス」の過酷さです。
原種であるハスキーは1日に数十キロを走破するスタミナを誇ります。その血を色濃く引くポンスキーは、中型犬サイズでありながら1回30〜45分×1日2回(合計60〜90分)のしっかりとした散歩を要求します。単に歩くだけでなく、ドッグランでの全力疾走やアジリティ、ノーズワークといった知的好奇心を満たすアクティビティが不足すると、室内の家具破壊や激しい無駄吠えといった問題行動に直結します。
さらに強烈なのが抜け毛のボリュームです。極寒地仕様のアンダーコート(下毛)が密集したダブルコートを持つため、春と秋の換毛期には驚異的な量の毛が抜け落ちます。現場の飼い主からは「毎日のブラッシングで小型犬1頭分の毛玉ができる」「掃除機が数日で毛詰まりを起こす」といった生々しい声が寄せられています。
毛玉による皮膚炎(ホットスポット)を予防するため、スリッカーブラシとコームを用いた1日1〜2回の入念なコーミングと、月1回程度のプロトリマーによるアンダーコート処理(レイキング)が維持管理の必須条件です。