広大な敷地を誇る天童総合運動公園で「来てよかった」と心から実感できるか、あるいは「段取り不足で疲弊した」と後悔するか。その明暗を分ける決定的な要素は、「スポーツ興行拠点」と「地域住民のレクリエーション広場」という2つの顔の衝突を予測できているかどうかにあります。
当公園は、週末ごとに異なる表情を見せます。平穏な土曜日の午前中であれば、芝生広場でのピクニックやランニングを穏やかに楽しめます。ところが、Jリーグの公式戦や全県規模の中総体・高総体、著名アーティストのライブがアリーナで開催される日には、県内外から万単位の群衆が一挙に押し寄せます。現地広報資料および県都市公園条例の管理実態を紐解くと、園内への車両進入規制や指定駐車場の運用はイベント規模に応じて刻一刻と切り替えられています。
つまり、単なる「近所の広い公園」という感覚で無計画に足を踏み入れると、入庫待ちの車列に巻き込まれ、目的の施設にたどり着く前に貴重な休日を浪費することになります。後悔を避けるための鉄則は、第一に公式イベントスケジュールの事前確認、第二に目的施設に応じた出入口ゲートの選別です。