2026年最新の運用実績を検証すると、本ファンドは欧米の主要メガキャップ企業だけでなく、独自のスクリーニングに基づいたバリュー・グロースのバランス配分を行っており、市場平均を上回る局面も確かに存在します。
ただし、本ファンドは「為替ヘッジなし」であるため、米ドルやユーロに対する為替レートの変動をダイレクトに受ける特徴があります。過去の歴史的な円安局面では基準価額が大きく押し上げられ、運用益以上の利回り感を演出してきました。しかし、日米金利差の縮小に伴う円高進行局面では、株価の下落と為替差損が二重にのしかかり、基準価額が急激に調整する脆弱性を抱えています。
今後の見通しとして、世界経済の成長が続く限りファンドの組入銘柄自体は底堅い収益を維持する可能性が高いものの、為替の逆風と高い信託報酬の控除を跳ね返して基準価額を維持しつつ、従来通りの高水準な分配金を払い続けられるかについては厳しい局面が予想されます。