Q1:肩峰下滑液包炎はどのくらいの期間で完治しますか?
A1:適切な初期治療(安静・消炎)が行われた軽度の急性期であれば、通常2〜4週間程度で痛みが大幅に軽減します。ただし、骨の衝突(インピンジメント)や姿勢不良が絡む慢性期の場合は、リハビリを含めて完治まで2〜3ヶ月を要するのが一般的です。半年以上続く場合は腱板断裂の合併を疑い、高解像度エコーやMRIでの精密再検査が必要です。
Q2:肩が痛むときは温めるべきですか、それとも冷やすべきですか?
A2:発症直後で安静にしていてもズキズキ痛む時期(急性期・熱感がある時期)は、アイスバッグ等で15分程度冷やして血管の拡張と炎症を抑えてください。一方、激しい痛みが落ち着き、動かしたときだけ痛む時期(慢性期)や肩全体が重だるく固まっている場合は、入浴などで温めて血流を促し、筋肉の緊張をほぐすのが有効です。
Q3:ステロイド注射は痛いと聞きましたが、何回まで受けていいのですか?
A3:現在はエコーガイド下で極細の針を用いて滑液包内に直接注入するため、激しい穿刺痛はほとんどありません。ただし、組織変性のリスクを考慮し、原則として同一関節への投与は「年3回以内」「最低3ヶ月の間隔」を厳守するのが医学的安全基準です。頻回投与を提案された場合は、主治医にセカンドオピニオンを求めることを推奨します。