デッサンが正しくても、どこか地味で視線を引きつけないイラストになってしまう場合は、画面全体の演出力に課題があります。見る人の視線を誘導するキャラクター構図と配色の基本を取り入れるだけで、作品の魅力は格段に跳ね上がります。
構図では、画面を縦横3分割した交点に見せ場を配置する「三分割法」や、視線を中央のキャラクターへ集める「日の丸構図+対角線構図」の応用が有効です。さらに配色においては、ベースカラー(70%)、アソートカラー(25%)、アクセントカラー(5%)の黄金比を意識し、キャラクターの個性に合わせたトーン&マナーを統一します。コントラストの強弱を意図的にコントロールすることで、遠目からでもパッと目を引く存在感のある画面が完成します。