ネット上のコミュニティやSNS、知恵袋の相談掲示板などを検証すると、浴室換気扇の掃除をめぐってはユーザーの悲鳴に満ちたリアルな証言が数多く寄せられています。そこから見えてくるのは、マニュアル通りにはいかない過酷な現場の現実です。
「YouTubeの簡単DIY動画を見て自分でシロッコファンを外そうとしたが、固着していてビクともせず、プライヤーで力任せに掴んだら羽根がグニャリと曲がってしまい、元に戻せなくなった」「化粧カバーのツメが経年劣化でプラスチックが硬化しており、外した瞬間にバキッと折れて天井に戻せなくなった」といった失敗談は枚挙にいとまがありません。
現役のハウスクリーニング従事者へのヒアリング取材でも、「換気扇内部は湿気と油分(ヘアトリートメントや入浴剤由来の揮発成分)が混ざり合い、ホコリというよりもゴム状の硬化膜になっている現場が多い。これを素手や通常のブラシで落とすのは至難の業」という声が聞かれます。事前の情報収集を怠り、無暗に分解を強行した結果、高額な修理交換代を請求されるという本末転倒なトラブルが多発しているのが実情です。