指輪を重ねる際、まず押さえておきたいのが「どの順番で指にはめるのが正解か」という疑問です。ブライダルジュエリーにおける国際的な基本ルールでは、左手の薬指にまず結婚指輪をはめ、その上から婚約指輪を重ねるのが美しい所作とされています。
この順番には、誓いの証である結婚指輪を婚約指輪で上から留めることで、「永遠の愛の契約をロックする」というロマンチックな意味が込められています。ただし、結婚式当日の挙式中だけは例外です。指輪交換をスムーズに行うため、花嫁は事前に婚約指輪を「右手の薬指」につけておき、披露宴やお披露目のタイミングで左手薬指の結婚指輪の上に重ね直すのがスマートなマナーです。
弔事(葬儀や告別式)ではダイヤなどの華美な装飾がついた婚約指輪は外し、シンプルな結婚指輪のみにとどめるのが大人の嗜みとされています。TPOに合わせた付け外しの作法を理解しておくだけで、どのような場面でも自信を持って手元を輝かせることができます。