Q1:スマートフォン充電用ライトニングやType-Cケーブルが破れた場合、文具用ビニールテープで巻いていいですか?
A1:避けてください。急速充電規格(USB PDなど)の普及により、近年の充電ケーブルには最大100W〜240Wもの高電力が流れています。文具用ビニールテープを巻くと可塑剤でベタつくだけでなく、断線しかけた芯線からの発熱でテープが溶け、最悪の場合は発火や端末の基板ショートを招きます。外装の保護には熱収縮チューブを用いるか、芯線が見えている場合は速やかにケーブル自体を買い替えてください。
Q2:セロハンテープ、養生テープ、布ガムテープで絶縁の代用はできますか?
A2:絶対に代用できません。セロハンテープはセルロース製で吸湿しやすく、湿気を含むと導電リスクが跳ね上がります。布ガムテープや養生テープもポリエチレンや織布であり、電気絶縁耐力や難燃性の設計がされていません。熱ですぐに剥がれ、糊が変質して火災の火種になります。
Q3:電気工事士推奨の信頼できる絶縁テープの定番ブランドは何ですか?
A3:現場で圧倒的なシェアと信頼を得ているのは、日東電工(Nitto)の「No.21」シリーズ、3M(スリーエム)の「Scotch スーパー33+」や「117」、およびヤマトのビニールテープです。これらはいずれもJIS C 2336に適合しており、冬季でも硬くなりにくく、経年での糊残りが極めて少ないプロ仕様の逸品です。