現在、札幌駅南口を出てすぐ目の前に広がる北4西3地区の敷地には、高さ約3メートルの白い仮囲いが張り巡らされています。通行人の間からは「解体工事が終わってから重機の動きが見えにくい」「工事が完全にストップしているように見える」という声もしばしば聞かれますが、北4西3 現在の工事進捗を取材すると、現場は決して休止しているわけではありません。
現地では、既存建物の地下構造物の撤去作業および土留め壁の設置、周囲の地下埋設物調査といった地中障害物の処理が慎重に進められています。札幌駅南口の地下には、歩行者専用地下道路「チ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)」や地下鉄南北線・東豊線が複雑に入り組んでおり、軟弱な地盤を抱える札幌都心部特有の難工事が展開されているのが実態です。
特定業務代行者や準備組合の関係者によると、地上躯体の鉄骨が一気に組み上がるような目に見える変化が遅れている背景には、地上部分の設計変更作業と連動して地下の掘削深度や基礎杭の配置変更を再計算している事情があります。北4西3 2026年最新動向として押さえるべきは、現場が完全に凍結されたのではなく、「見直された新設計図に合わせた下準備」へと工程がシフトしている事実です。