料理初心者が最も混同しやすいのが「塩ひとつまみ」と「塩少々」の違いです。この2つはニュアンスの違いではなく、物理的な重量が全く異なる別物の指示としてレシピに記載されています。
両者の違いを整理すると、以下の通りです。
【塩ひとつまみ】
・使用する指:親指・人差し指・中指の3本
・重さの目安:約1.0g(小さじ約1/5)
・用途:下味のすり込み、野菜の塩もみ、パスタの茹で湯の微調整など
【塩少々】
・使用する指:親指・人差し指の2本
・重さの目安:約0.3〜0.5g(小さじ約1/10〜1/15)
・用途:仕上げの味の微調整、卵焼きの風味付け、肉の表面への軽い振り塩など
指が2本から3本に増えるだけで、持ち上がる塩の量は約2倍から3倍に跳ね上がります。「少々」と書かれているところに誤って3本指でひとつまみ投入してしまうと、仕上がりが塩辛くなり全体のバランスが崩れてしまいます。レシピを読む際は、まず「2本指(少々)」か「3本指(ひとつまみ)」かをしっかり確認する癖をつけるのが上達への近道です。