『ラブ、デス&ロボット』という革新的なアンソロジーシリーズが提示してきたのは、短編というフォーマットの圧倒的な自由度だった。「ラブ」「デス」「ロボット」という根幹のテーマのなかでも、特に「ラブ(愛)」の概念を極限まで深掘りしたのが本プロジェクトの凄みだ。
一話完結の形式だからこそ許される、リスクを恐れない実験的な演出手法。エピソードごとに画風もトーンもがらりと変わり、観る者をめまぐるしく異なる世界観へと引きずり込む。安全な枠組みに収まることを拒絶し、常に観客の価値観に揺さぶりをかける姿勢は、まさにこのシリーズが持つ不滅のDNAと言えるだろう。