特急みどりに乗車する上で、鉄道ファンの間では有名ながら一般利用者が遭遇して戸惑う「最大の盲点」が2点存在します。
1. 早岐駅でのスイッチバック(進行方向の逆転)
特急みどりは、終点の佐世保駅に進入する直前の「早岐駅」で進行方向が逆転(スイッチバック)します。博多から乗車した場合、早岐までは前を向いて走行しますが、早岐〜佐世保間の約10分間は座席の向きが後ろ向きになります。下車準備もあるため座席を回転させずにそのまま過ごす乗客が多いですが、佐世保発の上り列車に乗る際は「早岐まで後ろ向きで発車し、早岐から前向きになる」仕様となっているため、乗車直後に座席を無理に回さないよう注意が必要です。
2. 特急みどり窓割りと景色の罠
車窓からの景色を楽しみたい場合、特急みどり窓割りと景色の兼ね合いに留意しなければなりません。783系は窓が非常に大きい「パノラマウインドウ」を採用していますが、座席の配置間隔(シートピッチ)と窓枠(ピラー)の位置が完全に一致していない座席番号があります。柱の真横に当たってしまうと視界が遮られるため、シートマップ(座席表)上で窓の中央に位置する列番号を事前に選定することが快適な眺望を確保するコツです。