体型維持や翌日の体調を気にする人にとって、最も関心が高いのが栄養成分と二日酔いのリスクです。
太りやすさの指標となる「糖質」に関して、焼酎は糖質0g・プリン体0mgです。蒸留工程で糖分がすべて留去されるため、糖質制限ダイエット中や血糖値の上昇を抑えたい場面には焼酎が適しています。
一方の日本酒は、1合(180ml)あたり約6.5〜8.0gの糖質を含みます。ただしカロリー面で見ると、アルコール自体のカロリーが存在するため、日本酒1合が約185〜200kcal、焼酎1合(25度・ストレート換算)が約250〜270kcalとなります。焼酎であっても割材にジュースを使ったり、飲み過ぎたりすれば当然オーバーカロリーにつながるため注意が必要です。
また、「どちらが二日酔い・悪酔いしにくいか」という点では、一般的に蒸留酒である焼酎のほうが翌日に残りにくいと科学的にも説明されています。醸造酒である日本酒には、アルコール発酵の副産物である「コンジナー(微量な不純物や高級アルコール)」やアミノ酸が多く含まれており、これらを肝臓で分解するのに時間を要します。焼酎は蒸留によって不純物が大幅にカットされているため、肝臓への代謝負担が比較的軽いのが理由です。
ただし、日本酒には肌の保湿に寄与するアミノ酸やコウジ酸、抗酸化作用をもつフェルラ酸など、美容やリラックス効果に優れた成分が豊富に含まれているという大きなメリットも見逃せません。