中身を新聞紙に吸わせる際、スプレーを何百回もプッシュするのは現実的ではありません。また、空になったガラスボトルを捨てるためにも、口元に頑丈に固定された金属パーツを外す必要があります。
香水ボトルのスプレー部分は、製造工程で金属がカシメ(圧着)加工されており、単純に回すだけでは開きません。解体作業を行う際は、ガラスの破損や飛び散りを防ぐため、必ず軍手や厚手の革手袋を装着し、ボトルの下にタオルを敷いて作業してください。
金具を外す道具としては、小型のニッパーまたはラジオペンチ、マイナスドライバーが最適です。まず、スプレーのプッシュボタン(ノズル)を真上に引っ張って引き抜きます。現れた金属のカバー部分の継ぎ目にマイナスドライバーの先端を差し込み、少しずつ隙間を広げていきます。
隙間ができたら、ニッパーの刃先で金属リングに縦方向の切れ込みを入れます。切れ込みをペンチで掴み、缶詰を開けるように外側へクルクルと巻き取っていくと、密閉されていたプラスチックのチューブごと金具全体が外れます。ガラス口に無理な横向きの力をかけるとボトルが割れて怪我をする恐れがあるため、テコの原理を使う際は焦らず少しずつ作業を進めるのがポイントです。