WEB記事やSNSで長年拡散されてきた手法に、LINEブロックグループ作成で見分ける方法があります。「相手を含めた複数人トークやグループを作成し、メンバー数を確認すれば一発でわかる」という言説ですが、現場の検証データに照らし合わせると、このやり方には取り返しのつかない落とし穴が存在します。
かつての仕様に存在した「複数人トーク」はLINEのバージョンアップデートによって廃止され、現在は通常の「グループ作成」に統合されています。グループを作成する際、相手を招待リストに入れて作成を完了すると、画面上のメンバー表示によって内部ステータスを推測することは可能です。
もしブロックされていれば、作成されたグループの参加人数は「1人(自分のみ)」となり、相手は招待中リストにも表示されません。しかし、問題は「相手がブロックしていなかった場合」です。
ブロックされていない相手を招待した場合、相手のスマートフォンには「〇〇があなたをグループに招待しました」というプッシュ通知が容赦なく届きます。不自然な1対1のグループ、あるいは誰も発言しない謎のグループに突然招待された相手は、「なぜ急にこんなグループを作ったのか」「裏で何か試されているのではないか」と強い違和感や不信感を抱きます。調査のつもりが、自ら関係悪化の決定打を放ってしまう事例がSNSの相談コミュニティでも頻発しています。
リスクとリターンのバランスを考慮すれば、相手に不審がられる可能性が残るグループ作成機能を用いた検証は、現代のデジタルリテラシーにおいて絶対に避けるべき悪手です。