インターネット上の掲示板やSNSでは、「愛知淑徳大の図書館は自習室が満席で座れない」「広くて快適だが席の争奪戦が起きている」といった口コミが散見されます。この評判の真偽を現場の構造から検証すると、時間帯とエリアによる極端な二極化が浮き彫りになります。
混雑のピークは、平日の3限終了後から4限・5限(14:30〜17:00頃)に集中しています。授業を終えた学生がレポート作成やグループワークのために館内へ流入するため、特に電源コンセントが備わったPC利用可能席や、開放的なラーニングコモンズの席は一気に埋まります。一方で、午前中(8:45〜11:00)や、一般学生が帰路に就く18:00以降の長久手キャンパス中央図書館上層階は、広大な閲覧スペースに空席が目立ち、驚くほど静かな研究環境が保たれています。
利用者の生の声を集約すると、キャンパスごとの特徴が鮮明です。
「星が丘分館は駅から近くて本当に便利だが、キャンパス自体がコンパクトな分、放課後は空席を探すだけで一苦労する」(20代・在学生)
「長久手の図書館は蔵書フロアの奥に個別閲覧机がずらりと並んでいて、静けさのレベルが段違い。周辺に雑音が一切なく、専門書の読解に没頭できる」(30代・卒業生研究者)
「席が取れない」という評判の正体は、利便性の高い星が丘分館や、長久手の特定エリア(低層階・PC席)に学生が集中する時間帯を指したものです。長久手キャンパスの静粛エリアを選び、混雑ピークを外して足を運ぶ分には、席の確保に苦慮する可能性は極めて低いと言えます。