勝負の明暗を分けたのは、最終ホールの18番、難度の高いロングパットだった。追い詰められた状況下で魅せた勝者の強心臓。ラインを完璧に読み切り、カップの真ん中から沈めた瞬間、ギャラリーから割れんばかりの拍手が湧き起こった。スコアボードの上位陣はわずか1打差の中にひしめき合い、最後まで誰が勝利を手にするか分からない白熱した試合展開となった。
今大会で際立ったのは、厳しい風と高速グリーンに対応したショートゲームの精度だ。ピンチに陥りながらもパーセーブを重ねた粘り強さが、最終的なスコア結果に直結した。ボギーを叩かない堅実なゴルフを展開した選手が頭一つ抜け出し、栄冠を掴み取る結果となった。