彼女への評価を決定的に塗り替えたのが、NHKの連続テレビ小説『ブギウギ』です。ヒロイン・福来スズ子役に抜擢された際、一部では容姿や年齢に関する懐疑的な声もありました。しかし、放送が始まるやいなや、その懸念は一瞬で吹き飛びました。
ステージの上で泥臭く笑い、哀しみをエネルギーに変換して歌い踊る姿。整った笑顔を取り繕うのではなく、全身の毛穴から情熱を放つようなパフォーマンスは、全国の視聴者を圧倒しました。放送期間中はNHKプラスの見逃し配信でも驚異的な再生数を記録し、「朝から元気をもらえる」「彼女以外にスズ子はあり得なかった」と絶賛の嵐を巻き起こしたのです。