かつて一世を風靡したピチピチのクロップドパンツは、現代の街並みにおいて急速に姿を消しつつある。かつてのメンズファッションを席巻した極端に短い7分丈や8分丈は、今や「時代遅れ」の筆頭格として扱われることが少なくない。
現在の主流は、適度なゆとりを持たせたテーパードシルエットやストレートラインをベースにしたアンクルパンツだ。肌を大胆に見せるのではなく、靴の履き口とパンツの裾が美しく調和する絶妙な丈感が求められている。過度な露出による軽薄さを排除し、品格と抜け感を両立させる方向へと、トレンドの潮目は完全にシフトした。