正式名称であるエレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)が示す通り、勝敗を決めるのは単なる運や暇つぶしではない。プレイヤーに求められるのは、緻密な戦術、並外れた反射神経、そして極限状態における瞬時の判断力だ。
かつて「ゲームは部屋で一人で遊ぶもの」と捉えられていた時代は終わった。現在では数万人の観客が専用スタジアムを埋め尽くし、熱狂的な声援を送る。日本国内においても一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の設立を契機に、プロライセンスの発行や選手育成、法的整備が急速に進展。伝統的な大企業が次々と公式スポンサーとして名乗りを上げ、巨大なエコシステムが構築されつつある。