寒川神社を訪れた際、本殿参拝だけで帰路につくのは非常にもったいない選択です。本殿の真裏には、かつて完全な禁足地とされていた神聖な杜を整備した「神嶽山神苑(かんたけやましんえん)」が広がっています。
この神苑は、本殿内で八方除のご祈祷(お祓い)を受けた参拝者のみが入苑を許可される特別な空間です(開苑期間:3月上旬〜12月中旬頃)。
境内奥に湧き出る御神水「難波の小池(なんばのこいけ)」や、力強い岩組みが施された池泉回遊式庭園は、足を踏み入れた瞬間に空気の密度が変わるほどの静寂と清浄さに満ちています。茶屋「和楽亭」では、御神水で淹れられた抹茶と季節の和菓子をいただくことができ、心身の邪気を完全に洗い流すリトリートの場として高い評価を得ています。