北見は観光の街であると同時に、日本一の生産量を誇る「玉ねぎ」の一大集散地だ。秋の収穫期になると、駅に隣接するコンテナホームからは全国各地へ向けて通称「タマネギ列車」と呼ばれる貨物列車が次々と発車していく。旅客輸送だけでなく、日本の食卓を支える物流の要衝としての顔も持っている。
しかし、貨物鉄道の維持コストや人手不足問題は現場に重くのしかかる。自動化されたコンテナ積載システムの導入や、トラック輸送とのハイブリッド化(モダールシフト)の推進など、2026年の物流課題に正面から立ち向かう現場の模索は今も続いている。