上級者でも陥りがちな最大の罠が、金床で「コストが高すぎます!」と赤文字で表示され、合成が一切受け付けられなくなる現象です。これはマイクラの金床コスト高すぎ問題として知られ、ゲーム内部に存在する「累積作業回数ペナルティ(Prior Work Penalty)」が原因です。
金床でアイテムを加工するたびに、そのアイテムには「作業回数(N回)」が記録され、次回以降の合成時に必要なレベルが2^N - 1(1→3→7→15→31レベル)と指数関数的に跳ね上がります。金床の必要レベルが40以上に達すると、サバイバルモードでは強制的に合成不可(Too Expensive)となります。
この悲劇を完全に防ぐ唯一の解決策が、二分木合成(トーナメント方式の重ねがけ)です。
装備に対して1冊ずつ本を順番に足していく「逐次合成」を行うと、4〜5冊目で作業回数が5回を超え、コスト上限に達します。一方、二分木合成では以下のように合成を階層化します。
【二分木合成の正しい手順例(4冊のエンチャント本を剣に付ける場合)】
1. 「本A」と「本B」を合成 = 【合成本AB】(作業回数1)
2. 「本C」と「本D」を合成 = 【合成本CD】(作業回数1)
3. 【合成本AB】と【合成本CD】を合成 = 【合成本ABCD】(作業回数2)
4. 「まっさらな剣(作業回数0)」に【合成本ABCD(作業回数2)】を合成 = 【最強剣】(作業回数3で完成)
この方式を徹底すれば、どれほど多くのエンチャントを詰め込んでも装備本体の作業回数を最小限(3〜4回)に抑えられ、後からの修理や微調整も余裕を持って行えます。