ネット上のゴルフコミュニティでは、「上総モナークは初心者お断りの激ムズコースである」という言説が一人歩きしているケースが見受けられます。しかし、この噂を額面通りに受け取るのは早計です。
実際のところ、ティーグラウンドはレディース、フロント、レギュラー、バックと細かく設定されており、自らの技量に見合ったティーを選択すれば、極端に理不尽なロストボールを強いられる設計にはなっていません。フェアウェイ幅自体は比較的ゆったりと取られており、左右どちらかに必ず「安全な逃げルート」が用意されています。
では、なぜ大叩きするプレーヤーが後を絶たないのでしょうか。その背景には、人間の「欲」を誘い出すニクラウスの心理的トラップが存在します。ピン方向への最短ルートには必ず巨大な池や深いバンカーが口を開けており、無理にショートカットを狙うと一発で脱出不可能なハザードに捕獲されます。さらに、君津の丘陵地特有の風や天候変化が重なることで、上空の風を読めずにグリーン奥のOBへ打ち込んでしまう事例が多発します。自分の飛距離を過信せず、ハザードを迂回してパーやボギーを拾う冷静ささえあれば、アベレージゴルファーでも十分にスコアをまとめることが可能です。