東京・日本橋をはじめ全国の人気海鮮丼専門店で行列を作る最大の要因となっているのが、残った丼に熱々の魚介スープを注ぐ「出汁茶漬け締め」だ。SNSやレビューサイトの実態調査でも、この締め方を体験したユーザーの9割以上が「一度味わうと普通の海鮮丼に戻れない」と絶賛している。
刺身をあらかじめ2〜3切れ取り皿によけておき、ご飯を数口残した状態で、鯛のアラや鰹・昆布から取った濃厚な熱風出汁を注いでもらう。すると、残った刺身の表面にほんのりと熱が通り、極上の「レアしゃぶ状態」へと変貌を遂げる。冷たい生魚とご飯を楽しんだ後に、温かい出汁が胃袋を優しく包み込み、魚の脂が出汁に溶け出して最後の一滴まで至高の旨味を味わい尽くせるのだ。
家庭や一般的な店舗で試す場合でも、定食に付いてくる温かいお茶やお吸い物を最後にご飯にかけてみるだけで、手軽に通の締め技を再現できる。