発売当時、ネット上やSNSではすさまじい反響が巻き起こりました。「安室奈美恵にこんな攻撃的な歌詞を歌わせる平井堅は何者なのか」「J-POP史上もっとも華やかで、もっとも治安の悪いデュエット」といった絶賛の声が2ちゃんねる(現5ch)やTwitterを埋め尽くしました。清純派や絶対的カリスマとしてのパブリックイメージを逆手に取った演出は、双方のコアファンにとっても心地よい衝撃を与えたのです。
しかし当時、音楽番組での生歌披露は一切アナウンスされず、リスナーの間では「幻のコラボレーションで終わるのではないか」という懸念が広がっていました。その静寂を破ったのが、2014年9月7日にさいたまスーパーアリーナで開催された「第19回 東京ガールズコレクション 2014 AUTUMN/WINTER」でした。
シークレットアーティストとして突如ステージに平井堅が現れ、イントロが流れると同時に、黒のミニドレスを纏った安室奈美恵がサプライズ登場。約3万人で埋め尽くされた会場は地鳴りのような絶叫に包まれました。互いに圧倒的な声量とオーラをぶつけ合い、フィニッシュで背中合わせになった瞬間の光景は、現場を目撃したファンやメディア関係者の間で「平成の伝説的1シーン」として語り継がれています。