生まれ持った骨格フレームも、顔の肉感に決定的な影響を与えます。近年、骨格診断とフェイシャル構造の相関が深く研究されており、タイプごとの傾向が明らかになっています。
特に顔に肉がつきやすい骨格タイプとして代表的なのが「骨格ウェーブ」です。上半身や鎖骨周りが華奢である一方、皮膚が柔らかく水分を溜め込みやすい肉質を持つため、下顎まわりに脂肪や水分が集まりやすい傾向があります。顎の骨自体が小さめなケースも多く、わずかな皮下脂肪でも二重アゴとして表面化しやすいのが特徴です。
一方、骨格ストレートは首がやや短めで胸元に厚みがあるため、体重増加時に首から顎下にかけて厚みがダイレクトに出やすい傾向があります。また、骨格ナチュラルや下顎骨がしっかりしているタイプでは、脂肪ではなく「筋肉の肥大」が顔太りの主因になっているケースが多々見られます。
日中の食いしばりや就寝中の歯ぎしりによって側頭筋や咬筋(こうきん)が過剰に発達すると、フェイスラインが外側に張り出します。この状態に対して脂肪燃焼のダイエットを行っても輪郭は細くなりません。物理的な筋肉の緊張を緩める咬筋エラ張り改善法(ボツリヌス治療や咀嚼筋マッサージ)を講じる必要があります。