法事は何回忌までやる?三十三回忌と十七回忌の境界線・最新マナー

法事は何回忌までやる?三十三回忌と十七回忌の境界線・最新マナー

法事は何回忌までやる?三十三回忌と十七回忌の境界線・最新マナーについての真相をご紹介します。

法事を執り行うにあたり、費用と宗派による教義の違いは事前に把握しておくべき最重要事項です。年忌法要に関わる費用内訳の客観的データを以下に示します。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価読経のお布施通常法要:30,000円〜50,000円
弔い上げ時:50,000円〜100,000円白無地の封筒に黒墨で記載弔い上げ時は感謝の意を込め、通常の1.5〜2倍を包むのが通例御車代・御膳料御車代:5,000円〜10,000円
御膳料:5,000円〜10,000円寺院外会場・会食辞退時に必須僧侶が寺院本堂で読経し会食同席の場合は不要となるケースあり会食(お斎)費用1人あたり5,000円〜8,000円
(家族4名で約20,000円〜32,000円)仕出し弁当または料亭での会食家族のみの場合は省略して手土産を渡す形態も定着返礼品(引き出物)1件あたり3,000円〜5,000円
(お供え・御仏前の半額目安)お茶、菓子、タオル等の消え物カタログギフトの活用が2026年現在も高評価を維持法要全体の総額家族のみ(4〜5名):10万〜15万円
親族参列(10〜15名):20万〜35万円参列者数により大きく変動参列者からの御仏前(香典)で実質負担は半減することが多い

宗派による捉え方の違い:浄土真宗と他宗派の教理

宗派別の違いにおいて、特に際立った特徴を持つのが浄土真宗の法要です。他宗派(真言宗、天台宗、曹洞宗、臨済宗など)では、遺族が善行を積んで故人の成仏を助ける「追善供養」として法事を位置づけます。一方、浄土真宗では「故人は阿弥陀如来の本願力によって亡くなると即座に極楽浄土へ往生し、仏になっている」と説きます。

そのため、浄土真宗における法要は故人を成仏させるための儀礼ではなく、仏徳を讃え、教えに触れるご縁に感謝する「報恩感謝」の場となります。教理上「追善」の概念はありませんが、歴史的な慣習として一周忌や三回忌、三十三回忌といった節目を大切に執り行う点は他宗派と同様です。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。