「炒め物だけでなく、解凍してすぐにマヨネーズをつけてサラダ感覚で食べたい」「お弁当の隙間にポンと入れたい」という場合は、例外的に下茹で処理を行ってから冷凍するルートを選択します。ただし、ここでの常識は一般的な調理とは全く異なります。
冷凍を前提とする場合のスナップエンドウの下茹で時間は、沸騰した湯に入れてからわずか10秒〜15秒です。お湯には水1リットルに対して小さじ1強(塩分濃度約1〜1.5%)の塩を加えて沸点と保色性を高め、エンドウを投入したら表面の緑色がパッと鮮やかに変わった瞬間、芯にしっかりとした硬さが残っている段階で網ですくい上げます。
引き上げたら余熱による組織軟化を食い止めるため、迷わず用意しておいた氷水へ一気に投入して急冷(色止め)します。粗熱が取れたらすぐに引き上げ、生冷凍の際と同様にキッチンペーパーで莢の合わせ目まで入念に水分を拭き取ります。この「超短時間ボイル+即座の急冷+完全脱水」を徹底して初めて、解凍後もくたびれないシャキッとした歯ざわりが維持されるのです。