大喜利を苦手と感じる人の多くは、「センスのいい面白い言葉を一から考えよう」としてフリーズしてしまいます。しかし、プロも実践する写真で一言のネタのコツは、確立された思考のフレームワークに当てはめる作業に過ぎません。
最も簡単で効果的なアプローチが「写真の中の人物やモノにセリフを言わせる」アプローチです。このとき、外見のイメージと180度異なるキャラクターを設定するのがポイントになります。屈強なボディビルダーの画像であれば「編み物の目が一段ずれちゃった…」、赤ちゃんが渋い顔をしている画像なら「今期の実績、前年比8%減か」と語らせるだけで、ギャップによる笑いが自然発生します。
もう一つの強力な武器は「実況・アナウンス化」です。写真の中で起きている出来事を、駅の構内放送、通販番組のナレーション、ニュース速報のテロップなどのフォーマットに変換します。写真の奇妙さを客観的なシステムで包み込むことで、言葉の切れ味が格段に鋭くなります。迷ったら「もしこれがニュースの見出しだったら?」と自問自答してみるのが近道です。