かつてヒモ男と同棲し、数年間にわたる生活費を工面し続けた30代女性(都内勤務・WEBディレクター)の手記には、当時のリアルな心理状態が克明に綴られています。
「最初は『夢を追う彼を支える私』という構図に酔っていました。でも同棲して2年が過ぎた頃、彼の趣味のゲーム課金やタバコ代まで私のカードから引き落とされている現実に気付いたんです。別れ話を切り出すと、『お前が俺をダメにしたんだ』と部屋で暴れられ、警察沙汰になりかけました。最後は親に間に入ってもらい、手切れ金同然の引っ越し費用を全額負担してようやく逃げ出しました」
SNSやコミュニティサイトでも、同様の被害体験が数多く共有されています。最初は優しく聞き分けが良かった彼が、金銭の供給が滞った瞬間に暴言を吐くようになったり、他の女性へ乗り換えるために平然と二股をかけていた実態が発覚したりする事例は枚挙にいとまがありません。
では、女性たちを食い物にし続けたヒモ男の末路はどうなるのでしょうか。20代のうちは端正な容姿や愛嬌で次の支援者を見つけられるケースもありますが、30代中盤を過ぎると事態は一変します。職歴の空白期間が長期化し、加齢とともに容姿の武器が失われると、最終的には親兄弟の年金にすがるか、孤独な路上生活や生活保護受給に至るケースが現場の取材からも確認されています。寄生先のホストが倒れれば共倒れになるのが、ヒモ体質の避けられない現実です。