SNSや旅行コミュニティ、現場での取材を通じて集束した実際の乗車体験談を分析すると、ポジティブな反響とともに、乗車前に知っておくべき現場ならではのリアルな実態が浮かび上がってきます。
最も多く見られる絶賛の声は、「2時間という乗車時間が一瞬で過ぎ去った」というものです。通常、幼児を連れた2時間の列車移動は親にとって精神的・体力的な負担になりがちですが、専任のアテンダントが常駐するプレイルームで子どもたちが熱中して遊べるため、保護者自身もリラックスして景色を楽しめたという報告が相次いでいます。また、途中駅で地元の方々や駅員が黄色い手旗を振って出迎えてくれる温かいホスピタリティに、胸を打たれる旅行者も少なくありません。
一方で、現場の検証から見えてきたリアルな注意点もあります。「2号車のプレイルームが楽しすぎて、子どもが1号車の自席にまったく戻ってこない」「下り列車の場合、気仙沼駅に到着した時点で子どもが遊び疲れて眠ってしまう」といった、充実度ゆえの嬉しい悲鳴です。また、プレイルームは安全面を考慮して靴を脱いで利用するシステムとなっており、混雑時は保護者同士の譲り合いや見守りが不可欠となります。