物語の序盤、池袋の池袋西口公園を中心に展開する若者たちの日常は、突如として無差別絞殺魔の陰に脅かされる。犠牲者たちの首に残された凄惨な痕跡。警察の捜査線すら容易にかわす犯人の狡猾さは、ストリートのルールで動くマコトたちにとっても未知の脅威だった。
被害者の周りに漂う異常な静寂と、残された手がかりの乏しさ。ただの青春群像劇として始まったストーリーは、ストラングラー事件の発覚を境界線として一気に息の詰まるサスペンスへと変貌を遂げた。夜の池袋を支配する底なしの不気味さは、当時の視聴者にもリアルな恐怖を植え付けたのだ。