タイ人女性の魅力に引き込まれる一方で、交際をスタートさせた日本人男性が最も驚くのが「激しい嫉妬心」と「家族との強固な結びつき」です。一見すると明るく朗らかな彼女たちが、なぜ恋愛においては過激とも言える一面を見せるのでしょうか。
浮気は絶対NG?「愛の深さ=束縛」となるタイ人女性の恋愛観
現地の恋愛カルチャーにおいて、タイ人女性が嫉妬深い理由は、彼女たちの真っ直ぐなタイ人女性の恋愛観と表裏一体です。タイでは「好きな人の行動を把握するのは当然の愛情表現」と捉えられており、LINEの即レスやビデオ通話での現在地報告、異性が同席する飲み会への参加禁止など、日本人の感覚からすると過剰なほどの独占欲を発揮します。
背景には、タイ社会において男性の浮気(ミア・ノーイ=愛人文化)が社会問題化してきた歴史的経緯があります。「男性は油断すると浮気をする生き物」という警戒心が女性側の防衛本能として刷り込まれており、少しの連絡不通や嘘が致命的な不信感へと直結します。「少しの嫉妬はスパイス」などと軽く考えて曖昧な態度を取ると、スマートフォンの履歴を徹底的にチェックされたり、職場に乗り込まれたりする激しいトラブルに発展しかねません。
母系社会とタンブン精神から読み解く「家族最優先」の生活実態
もう一つの決定的な特徴が、タイ人女性の家族思いな価値観です。上座部仏教の「タンブン(徳を積む)」という思想が生活の隅々にまで浸透しており、自らを育ててくれた両親への恩返し(カヌン・クン)は人間として果たすべき最重要の義務とされています。
独身・既婚を問わず、給与の一定割合を実家に仕送りすることは極めて自然な行為です。休日は恋人とのデートよりも親族の集まりや実家への帰省が優先されるケースも珍しくありません。この「家族第一主義」を「過保護」や「親離れできていない」と否定的に捉えてしまうと、彼女たちのアイデンティティそのものを否定することになり、関係の破綻を招きます。