古代中国を起源とする風水の教えにおいて、金魚は「金運を招く魚」として圧倒的な存在感を放ってきた。中国語で金魚(チニユイ)の発音が「金余(金が余る)」と似ていることから、財運の象徴とされてきた歴史がある。生き物を育てるのが難しい環境であっても、上質なオブジェを飾ることで同様の風水効果を得られるのが最大の魅力だ。
幸運を呼び込むための秘訣は、配置する場所に隠されている。最も適しているのは、住まいの顔でありエネルギーの入口である玄関や、家全体のリビングだ。方位としては東や東南、あるいは北の「水の気」を持つエリアと相性が良い。また、選ぶ際には縁起物としての意味合いを意識したい。赤い金魚は邪気払いや勝負運、黒い出目金は蓄財や魔除けの意味を持つ。部屋の気を通し、豊かさを呼び込むための選び方と配置を実践するだけで、住空間の雰囲気が劇的に変わるはずだ。