鎮痛薬を安全に使用するためには、適切なタイミングと用法・用量の遵守が欠かせない。厚生労働省は、市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)や頻回使用に対する啓発を強めており、指定された服用間隔を守ることの大切さを訴えている。
また、日本産科婦人科学会の見解によれば、痛みがピークに達してから薬を飲むよりも、「痛みが始まりそうだ」と感じた初期段階で服用するほうが鎮痛効果を最大限に発揮しやすいとされる。プロスタグランジンが大量に生成される前に阻害することが、痛みを最小限に抑える鍵となるからだ。
ただし、痛みを抑えたい一心で規定量を超えて服用したり、月に何日も連続して服用し続けたりすると、薬物乱用頭痛など別の健康被害を引き起こす懸念があるため、厳格なルールを守る姿勢が求められる。