ファミリー層を惹きつけてやまない「小学生以下リフト全日無料」の施策ですが、ネットの掲示板や知恵袋などでは「何か別の名目で高額な請求をされるのではないか」と勘繰る声も見受けられます。結論から言えば、小学生以下のリフト料金が無料であることは完全な事実です。春休みや年末年始のハイシーズンであっても除外日はありません。
ただし、利用にあたっては以下の「現実的な前提条件と実質コスト」を把握しておく必要があります。
- 保護者の同伴が実質必須:子どもの単独利用を防ぎ安全を担保するため、チケット窓口での発券時には保護者の確認が求められます。親のリフト券(大人1日券や時間券)の購入が前提のレジャー設計です。
- ICチケット保証金(デポジット):リフト券発券時に、カード1枚につき預かり金(500円)が必要です。カード返却時に全額返金されますが、現金の事前準備が欠かせません。
- レンタル料金は別体系:リフト代は無料でも、ギアを持たない子どものスキー・スノーボードセットやウェアのレンタルには通常料金(セットで4,000円〜5,500円程度)が発生します。
このビジネスモデルは、テーマパークや通信業界でも見られる「コア機能の無料化による客単価の立体回収」に基づいています。子どもを無料にして家族全員の来場ハードルを下げ、大人のリフト券、昼食やカフェ代、スクール受講料、現地レンタルなどでトータルの収支を成立させています。利用者側にとっては、小学生の子どもが2人いれば1日でリフト代約8,000円〜10,000円相当が浮く計算となり、家計への恩恵は絶大です。