ネット上やSNSで「以前の面影がまったく残っていない」「まるで別の大都市の駅に来たようだ」と驚きをもって迎えられている新潟駅リニューアル。一体何がそこまで利用者たちを驚愕させているのでしょうか。その核心は、単なる内外装の美装化にとどまらない「都市構造レベルの空間再編」にあります。
かつての新潟駅は、北側の万代口と南側の南口が線路によって厳しく遮断されていました。北から南へ抜けるには、薄暗く階段の上り下りが必要な地下通路を通らざるを得ず、車椅子や大きなスーツケースを抱えた旅行者にとって過酷な構造となっていたのです。しかし、JR東日本新潟支社および新潟市が進めてきた在来線高架化事業が完成したことで、線路下にあった広大な地上スペースがすべて開放されました。
現在の新潟駅は、1階地上レベルで新潟駅万代口南口アクセスが完全にフラットにつながり、吹き抜けの開放的なコンコースが広がっています。「歩いて数分かかっていた移動が、視界の抜けた通路でストレスなく往来できるようになった」という地元利用者の声通り、半世紀に及ぶ新潟市民の悲願であった「南北の一体化」が完全に現実のものとなっています。