リウマチと膠原病の違いとは?初期症状のサインから受診科まで徹底解説

リウマチと膠原病の違いとは?初期症状のサインから受診科まで徹底解説

リウマチと膠原病の違いとは?初期症状のサインから受診科まで徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

病名としての関係性を一言で表すなら、「膠原病という大きな傘(疾患群)の中に、関節リウマチが含まれている」という包含関係にあります。例えるなら、「果物」というカテゴリーの中に「りんご」があるような構図です。

膠原病(こうげんびょう)とは、全身の血管や皮膚、筋肉、関節などを構成する結合組織(コラーゲンなど)に慢性的な炎症が起こる病気の総称です。その根底には、本来ウイルスや細菌から体を守るはずの免疫システムが暴走し、自分の組織を敵とみなして攻撃してしまう「自己免疫疾患」が存在します。

自己免疫疾患の種類一覧を見ると、攻撃対象となる部位や現れる症状によって多様な病名に分かれています。

  • 関節リウマチ:主に手足の関節滑膜をターゲットとして炎症を起こす疾患。
  • 全身性エリテマトーデス(SLE):皮膚、腎臓、中枢神経など全身の臓器に多彩な炎症を引き起こす疾患。
  • シェーグレン症候群:涙腺や唾液腺など外分泌腺を攻撃し、目や口の乾燥を招く疾患。
  • 多発性筋炎・皮膚筋炎:筋肉の筋力低下や特有の皮膚発疹が主症状となる疾患。
  • 強皮症(全身性強皮症):皮膚や内臓が硬くなる線維化と血流障害を特徴とする疾患。

このように、関節の破壊と変形が主たる病態となる関節リウマチに対して、全身の多彩な臓器に病変が及ぶのが膠原病全般の広がりです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。