Q1:国政政党として認められるための法律上の条件とは何ですか?
A1:日本の公職選挙法および政党助成法上、政党要件を満たすには「国会議員が5名以上所属していること」または「直近の国政選挙(衆院選・参院選)の全国を通じて、比例代表または選挙区で有効投票総数の2%以上を獲得していること」のいずれかを満たす必要があります。この条件をクリアした団体のみが法的な「政党」として政党交付金(公金の助成)を受け取ることができます。
Q2:衆議院と参議院で政党の重要性や役割はどう違うのですか?
A2:衆議院は内閣不信任決議権や予算先議権、首相指名における優越権など強い権限を持ち、政権選択の場となります。そのため、各党は衆議院選で過半数(233議席)を争います。一方の参議院は解散がなく任期6年で半数改選となるため、「良識の府」「再考の府」として長期的な視点から政策を議論する役割を担います。参議院で与野党が逆転する「ねじれ国会」が生じると、政権運営には極めて高度な国会対策が要求されます。
Q3:比例代表と小選挙区で別々の政党に投票しても問題ありませんか?
A3:全く問題ありません。日本の衆議院選挙は小選挙区比例代表並立制を採用しています。小選挙区では「人物」を重視して地域のために汗をかく候補者に1票を投じ、比例代表では自分の思想信条や政策スタンスに合致する「政党」に投票するというクロス投票(投票の使い分け)を行う有権者は数多く存在します。